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真中のホームランボール

昨日のヤクルト×横浜戦の話をもう一つ。

悔しいなぁ、と思いながらも外苑前駅から銀座線に乗って
帰宅の途についておりました。
その時、自分の後ろに陣取っていた小学生5人ぐらいのグループから
こんな声が。

「これ、真中のホームランボール。」

少年が手に取り仲間に見せていたのは、
確かにちょっと薄汚れた白球。
当然、目を輝かせて、彼の友人達もまじまじと
白いボールを見つめていました。
自分もちょっと、横目で見させてもらったり。

その少年が言うには、
ホームランボールを取ろうとしたら、なんか知らないけど太った大人が
自分に覆いかぶさってきて、叩かれたりしたらしい。
それで、意地でもボールを取ってやる!という勢いで
ホームランボールをゲットしたのだとか。

やっぱり、ホームランが飛び込んでくる先には、
そういったエピソードというか、争奪戦もあるんだなぁ・・・と思い
興味深く、感慨に浸りながらその話を盗み聞きしていました。

が。

「このボール、3,000円ぐらいで売れっかな?」

信じがたい言葉が、自分の耳に飛び込んできました。
少年はその言葉を、ものすごくキラキラした表情で言っている。

その少年が目を輝かせていたのは、そういう理由だったらしい。
実際、その少年は以前も青木のホームランボールをゲットし、
なんとその場で「2,000円+青木の直筆サイン入りカード」で
ボールを販売したらしく、いわば「味をしめた」みたいだ。

おいおい、冗談だろ・・・

真中のホームランは、自由席はびっしり埋まっているヤクルト側の
ライトスタンドに飛んでいったわけで、
ということはヤクルトファンなら、この上なく嬉しい逆転ホームランだったと
思われるのですよ。
ことによれば、一生語り継ぐことのできる出来事になるかもしれない。
「真中って選手がいてな・・・」
なんて、将来神宮に足を運んだ時、そんな思い出話をできたりするぐらいの。
ましてそこには、その事実を示すボールが手元にある。
一生の記念だと思うんだけどなぁ・・・

「売る」っていうのは確かに多少儲かるかもしれないけど、
なんか、それでいいのかなぁ、という思いがして。

口を出す権利はないけれど、
せっかくの記念のボール、大事にしてほしいんですよねぇ・・・

語り続けたい伝説が生まれて、打球の行方は明日へ伸びる

先日も書いた「野球場へ行こう!」の中で、一番自分が好きなフレーズです。

敵ながら、昨日の真中のホームランは
「語り続けたい」ものだったと思いますよ。

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