東京ヤクルト5対3巨人「ベステン ダンク」
本当に久しぶりな(多分、東京六大学vs東京ヤクルトの特別試合以来)
神宮球場の1塁側に座りました。
昔はここで我が母校・東洋大学の応援をしたものです。
清水、今岡、川中、塩崎、倉、池葉・・・なんだか懐かしい名前ばかり。
しかも今年、清水は現役引退、今岡は戦力外・・・
そんな時代になっちゃったんですね。
僕にとって清水は本当に「感動をありがとう」と言える選手です。
お疲れ様でした!
都会のど真ん中にある神宮球場。
そのキレイな夕焼けを観ることができました。
・・・にしても、お客さん、少なくないですか!?
試合開始前のレフトスタンド。
天下の読売巨人軍のファンの皆さんですが・・・
これが前日のほぼ同時刻の中日ファンのレフトスタンド。
立浪の現役最終公式戦、ということはあったにせよ、ほぼ満員!
それだけに余程、ベイスターズファンの方が埋まるよな、とか
巨人側のレフトスタンドの寂しさが気になったのですが、
逆に言えばこの日神宮に来てくれた巨人ファンの皆さんは
「GIANTS IS MY LIFE」な人たちなんでしょうね。
パトリック氏もつば九郎も、
今シーズン公式戦、最後の出番で気合が入っています!
今年も"パトリック・コール"は起きるのかな?
それも楽しみでした(^^)
キャッチボール中の選手にも果敢にアタックするつば九郎!
これは彼にしかできないでしょうね、本当。
もはやベイスターズの下僕とも言える自分にとっちゃ
こんなスコアボードを生で観ることになるとは、ぐらいのレベル(^^;)
【神宮でのヤクルトvs巨人】の観戦は、
さかのぼること、たぶん1985年以来24年ぶりです!
その試合では、斎藤雅樹が犠牲フライを打った事を覚えてますよ。
1塁側なので、当然つば九郎も歩いてきてくれます。
つばみちゃんも、もちろん登場。
燕太郎も登場する中、つばみちゃんが腹筋を開始!
延々15回、体をひねりながら、柔軟までこなしてました。
見た目と比して、動ける動ける(^^)
さて、試合前には
城石・花田両選手へのファンのメッセージが流されていました。
神宮のスーパーカラービジョンは本当にキレイに映るので
これに映った人はマジ自慢できますよね。
と、次はファンからどんな言葉が飛び出すのか、と思ったら、そこには
なんとびっくり、木田優夫!
このビジョンを使って、スワローズファンにお別れのメッセージを。
なんとも粋な演出・・・
勿論、選手本人の意思もあるにしても、
こういうこともできるんだな、と・・・
スワローズ、やっぱり、あったかいチームですよ。
グラウンドに目を移せば、燕太郎(^^)
彼は本当にいつ、何をやってくるのか、全く読めません(^^)
そしてスワローズウイングスのオープニングダンス。
磯山さやか⇒相澤仁美・つばめっ子クラブ⇒DDSを経て
誕生した彼女たちですが、
キュートさとダンサブルな雰囲気で、神宮の雰囲気をより明るくするのに
かなりの役割を果たしてくれたのではないかと思いますね。
「チア交流」とは無縁な雰囲気もありますが、
ハマスタ、一度、来てみませんか?
さて、この試合は明確に引退試合。
2人は先発・スタメンというわけにはいかなかったようですが、
その代わり?
始球式は花田投手のお嬢さんが務めました!
なんともかわいらしい、背番号24番です。
さて、試合が始まってから、
自分的には今回の観戦、引退試合のほかにもう一つ
是非見てみたいものがありました。
それが、パトリック氏がいつもいる、一塁側のステージ!
こうやってイニングの合間に、結構な頻度で登場するパトリック氏。
後方席から見ていると、
こんな感じで、パトリック氏がステージに
鎮座ましましていたんですね・・・
しかも、試合中ほぼずっと、ここにいらっしゃるんですよ!
スワローズファンの真っ只中で、いつも一緒に戦ってたんですね。
そして、イニングの合間も、ビジョンには
城石・花田両選手へのメッセージが紹介されています。
ファンそれぞれが、選手に抱く思い・・・
本当に、人それぞれなんですよね。
そうして、
ついに花田が、一塁側のブルペンに!
別れのムードが次第にスタジアムを包み始めます。
5回裏の「We are the SWALLOWS」のダンス、
3塁側で観ていてもこの場面は好きでした。
なんだか、「傘ふりコンテスト」とか懐かしくなってきた(^^;)
6回表前にはマスコットたちも登場。
つば九郎はバズーカ、
燕太郎は・・・なんか、本当、凄いっすよね(^^)
シーズンの終焉を感じさせるメッセージ。
そう、自分にとっても今年最後の観戦。
寂しさがこみあげてきます・・・
そうして、7回表。
ついに花田がマウンドへ!
一陣の風のように駆け出して行った花田。
現役生活、最後の神宮のマウンドです!
既にこみあげてくるものが伝わってきました。
花田真人、最後の登板は脇谷を打ち取ってお役御免に。
もっともっと、長く観ていたかったですけどね・・・
マウンド上にナインが集まります。
中大時代の同僚・阿部慎之助から花束を渡され、
マウンドを降りていく花田。
彼の姿に、スタンディングオベーションの大拍手が送られます。
自分の後ろに座っていた女性も、もう既に涙、涙でした・・・
そして、この日の主役は、もう1人。
城石憲之!
現役、最後のバッターボックスに立ちます。
相手は越智!
なんと、思いっきりミートした打球は
見事なツーベースに!
本当、ベイスターズに来てくれれば、
まだ十分石川を脅かせるんじゃないか?
そう思うほどのナイスバッティング、そして力走!
しかもこの城石のヒットを起点に、
スワローズは見事な逆転劇を披露!
なんだか、物凄い展開です(^^)
神宮に開く傘の花々。
大乱舞です!
そして、城石の出番は、ここでは勿論終わりませんでした。
しかも、更なる嬉しいサプライズを呼び込んで。
そう。
CS出場決定後、満身創痍の体を休めていた宮本慎也、
城石の最後に華を添えるべく復活!
気がつけば、見慣れたスワローズの二遊間がそこに。
最後にこうやって、選手たちから
ファンが観たいものを見せてくれる。そこに実現してくれる。
スワローズファンは、やっぱり幸せだと思いますよ・・・
残念ながら、打球処理には絡まなかったものの、
スワローズの一時代を作ったセンターラインの2人の
最後のコンビネーションです。
果たして、今季レギュラーシーズン最終試合
スワローズが見事な逆転勝利!
CS第1ステージに十分な弾みを付ける1勝でした。
城石に花束を贈ってくれたのは
元同僚のラミレスからでした。
彼にも感慨はたくさんあるんでしょうね・・・
ライトスタンドにはためく横断幕。
そう、やっぱりこういうものは
選手に力を与えるものであってほしいですよね。
盛り上がる神宮球場。
最終戦&引退セレモニーの前、準備の時間の間に
ヤクルト球団40周年の記念ビデオが流されます。
パトリック氏の「check it out!」も決まってます!
そうして、準備も終わり、
最終戦セレモニーが開始されました。
つば九郎の先導の下、
監督・選手・コーチが一堂に集まっていきます。
こちらも決して「キビキビ」といった集まりようではありませんでしたが、
つば九郎がいい感じで仕切っているものだから(^^)
なんかゆったり、まったりな集まり方でした。
高田監督の挨拶です。
本当、1人か2人ぐらいのブーイングの音量が大きくて
ちょっとうざかったのですが(^^;)、
個人的にはブーブー言えばいいというものではないと思います。
やはりCS出場ということで、ファンの思いも盛り上がっておりました。
果たしてどんな闘いざまを見せてくれるんでしょう、楽しみです!
そして、引き続き、引退セレモニーへと。
城石・花田両選手が呼び込まれると、
2人のこれまでの歩みをまとめたVTRが流れます。
フリーターを経て、東京時代の日本ハムに入団!
ちゃんとここから紹介してくれるんですね(^^)
そしてヤクルトへ移籍。
この移籍がまさに城石にとっては幸運だったのかも。
初のお立ち台、というなつかしのシーンも。
移籍組では異例の選手会長も勤め上げ、
そして今日、ここに引退、となります。
そして花田。
入団当時のVTR。
なんか、この頃から渋みを感じさせる雰囲気・・・
花田の活躍シーンが次々に流されます。
城石もそうだったんですが、出てくる試合が
やけにベイスターズ戦が多いのがちょっと気になりましたが(^^;)
あの、ユニフォームにボールが入り込んでしまったシーンも上映!
しんみりしたスタジアムに、笑いを呼び込んでくれました(^^)
彼を紹介したWikipediaにも記されているんですが、
実はベイスターズファン的には、彼を打って勝利した、
みたいな記憶が結構あったりして。
ただ、セットアッパーや中継ぎとして数多く登板した
その経歴からも分かるように、
スワローズ戦といえば、花田が出てくる、
「また花田だ!」そんな風に思ってしまうぐらい
スワローズに貢献してくれた選手だと思っているんです。
そんな、21世紀初頭のスワローズを
影で支えてくれた2人の名選手。
彼ら2人に、ご家族から花束が贈呈されます。
ということは勿論!
テレ東の大橋アナが登場。
当然のごとく、スタジアムのどよめきを誘っていました。
大橋アナはこの時点で涙、涙だったそうで・・・
また個人的には花田一家のお子さんがこの後、
つばみちゃんや燕太郎になついて離れないという姿が
とても心に残りました(^^)
そして、引退の挨拶。
こらえてもこらえてもあふれ出てくる花田の涙・・・
彼の人柄なんでしょうね、
これまでお世話になった人たちに対して、
一つ一つ丁寧に、感謝の言葉を重ねていきました。
実直な彼の心が、そのまま言葉に、表情ににじみ出てくるのがわかりました。
そして城石。
彼の目にも涙が光ります・・・
異色の経歴でスタートしたプロ野球人生。
数々の出会いがあり、仲間があり、
ここまでたどりつけた、そんな感慨にあふれているようです。
そして、選手たちによる胴上げが行われました。
花田はマウンド上で。
仲間に囲まれ、やはり涙、涙の花田投手。
本当にお疲れ様でした!
そして城石は、なじみのセカンドで。
仲間たちから、万雷の拍手を受けます。
そして、選手全員が
ライトスタンドのファンに挨拶を。
レフトの巨人ファンも、結構残ってくれてますね!
スワローズファンに一礼する花田。
6連勝という最高のレギュラーシーズン着地、
そしてCSという希望に満ちたライトスタンド。
城石・花田を紙テープの舞で送り出します。
記念撮影が行われます。
スーパーカラービジョンを背にした記念撮影は
神宮球場ならでは。
お子さんがつば九郎に抱かれてますね(^^)
そして城石も。
若干、取材陣が増えるのは致し方なしですかね(^^;)
それにしても大橋アナは素敵だったなあ。
そして、名プロデューサー・つば九郎の尽力?で
最後はライトスタンドのファンと万歳三唱。
このあたりの仕切りは、さすがです(^^)
この、やりきった男の表情。
いいですね!
と、城石はちょっとテンションが上がり過ぎた!?
ユニフォームをやおら脱ぎ出し、ライトスタンドに投げ入れました!
このユニ、あれからどうなったんでしょう(^^;)
「やりすぎですよ」
そんな会話もあったんでしょうか(^^;)
とにもかくにも、城石・花田の現役最後の花道は
大盛り上がりのうちに終了となりました。
両選手とも、本当にお疲れ様でした!
しかし、スワローズはまだまだシーズンが終わっていません。
次なる舞台・CSに向けて、神宮はもうひと盛り上がり!
スワローズウイングス、レギュラーシーズン最後の舞台!
「We are the SWALLOWS」で、盛り上がるスタンド!
夢と希望に満ちた時間が、ここにはありました。
激闘の末に勝ち取った3位の座、日本一を狙える位置。
何よりもまだ、彼らはシーズンが終わっていないのです。
・・・正直、うらやましいです。
こんな時間を、ハマスタで過ごしたいです。
そしてパトリック氏の登場。
いよいよ、神宮劇場も、フィナーレを迎えます。
いつもの勝ち試合と同じく行われる、
関東一本締め。
轟音のように響き渡ります。
そして、この神宮球場での
日本シリーズでの再会を約して・・・
パトリック氏の締めが終了すると同時に、
ライトスタンドからは「パトリック!パトリック!」コールが鳴り止みません(^^)
そしてライトスタンドに駆けつけるパトリック氏。
スワローズの球場エンタメ班、勢ぞろいです(^^)
パトリック氏が地声で、何か叫んだんでしょうか、
ライトスタンドが異様に盛り上がりを見せておりました(^^)
つば九郎とハイタッチするパトリック氏。
気分は最高潮、まさにクライマックスと言ったところでしょう(^^)
そしてスタンドからは「つば九郎」コール、
さらには「つばみ」コールが巻き起こります。
そのコールに応えて・・・
つばみちゃんが、いわゆるブーブがやるところの「たくしあげ」をやってました(^^;)
こちらこそがこういう類の技の本家、ですよね(^^;)
そして燕太郎コールは・・・
間が悪いことに、既に引き上げてました、燕太郎(^^;)
それにしても、まあ、
とんでもない盛り上がりの末に終了した
神宮球場、レギュラーシーズン今年最後のゲーム。
本当、見たいものをちゃんと見せてくれたというか。
やっぱり何度も繰り返してしまうんですが、
天候条件、時間的な制約、
そういったものもあったにせよ、
やっぱり今年のベイスターズの「締め」には不満ばかりだったんですよ。
マスコットやdianaには本当、感謝ばかりなんですけど・・・
そうやってモヤモヤのまま迎えたシーズン終わりだったんです。
まあ「隣の芝生はよく見える」のかもしれませんが、
それにしたって、スワローズのセレモニーはしっかりしてました。
監督からの挨拶もあり、
ファンへの感謝の気持ちが伝わるメッセージもあり。
さらにはセレモニーではないですが、
戦力外となった木田からもメッセージがあった。
双方向で選手、マスコット・・・ひいては球団とファンが
通じ合おうとしている、そんなあたたかさを感じたんですよね。
そして「次」への希望に満ちた時間、
それを末席で感じ取っていた次第だったんですよね。
こんな素晴らしいセレモニーを見せてくれた東京ヤクルトスワローズには
本当、感謝の気持ちでいっぱいです。
来年も、よい戦いができるのであれば・・・そう思っています。
また、今年はホッシーとつば九郎のマスコット交流が
実現できたわけですが、
こうなったら是非次はつばみちゃんと燕太郎とも是非!
そんなことを希望しています。
そしてさらには、パトリック氏にも是非ハマスタに来てほしい!
ケチャップ氏とは芸風がかなり違うとも思いますが、
だからこそ是非、互いの熱さをぶつけあって
「スタジアムDJ対決」を実現してほしいです!
ケチャップ氏、いかがですか?
そんな感じで、自身のプロ野球観戦も
この試合が正真正銘、今年最後となりました。
・・・まあ、場合によっては日本シリーズもあるかもしれませんが(^^;)
最後の最後、素晴らしい時間を過ごさせていただきました。
この声は小さすぎて、届かないかもしれませんが
やはり言わずにはいられません。
今年も1年間、楽しい時間を
ハマスタをはじめとする全国各地の球場で過ごさせていただきました。
監督・コーチ・選手の皆さん、
マスコットのみんな、チアの皆さん、
そして球団、球場を支えるスタッフの皆さん、
さらには球状を熱くしてくれるファンの皆さん、
そしてまた、自分と同じように全国にあまたいらっしゃる
球場エンタメが大好きな皆さん。
今年は素敵な出会いをたくさんさせて頂きました。
お1人お1人の皆さんに、大きな感謝を込めて。
ありがとうございましたm(_ _)m
また今後とも、よろしくお願いいたします!
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