湘南6対0千葉ロッテ「センチメンタル・カーニバル」
吉見が今日の試合に登場したのは5回表のことでした。
ベイスターズ(シーレックス)のメンバーの中に吉見が刻まれる、
今のところは最後の日。
吉見の姿を確認できた3塁側から、拍手が沸き起こり始めました。
拍手の波はバックネットを伝って1塁側へと・・・
いつものようにマウンドをならす姿。
投球練習の時点で、横須賀スタジアムの最後列には
吉見の最後の姿を収めんとするカメラマンの列が並んでいました。
今日の相手はマリーンズ。
この時点で正式なリリースはないとはいえ、
次の吉見の"職場"となるチームです。
お別れでもあり、方や"お披露目"でもあるわけで・・・
マリーンズの岡田がセーフティーバントを企図していましたが、
それももしかするとマリーンズ側の"みきわめ"であったかもしれません。
一つのハイライトは5回の表、
(大嶺)翔太に対して、吉見が伝家の宝刀・チェンジアップを放ると
翔太のバットは「ポコン」とありえない音を発して真っ二つ!
チェンジアップでバットが折れた!
この事態にそれなりに騒然となったスカスタ。
「いや、元から折れたバットを使っていた」説が周囲では有力でしたが(^^;)
マウンドを降りる吉見に対して、万雷の拍手が送られます!
期せずしてスカスタに流れたのは「ありがとう」(井上陽水奥田民生)。
しんみりムードが漂います・・・ありがとう吉見!
今日はdiana8名が登場してくれた(^^)スカスタ。
ダンスコンテストを経て、両チーム無得点のまま後半、6回表。
吉見の後は・・・
あれ?
見覚えあるマウンドのならし方をしてる。
あ、吉見、続投でした(^^;)
さっきの「ありがとう」は、あくまでも母の日ということで
スカスタで当日募集していた「お母さんへのありがとうメッセージ」の
BGMだったというわけですね(^^;)
まあ、5回表で吉見とお別れ・・・と思っていた人たちには
ボーナストラックというところですか(^^)
打たれながらもなんとか0点に抑えた吉見!
さすがは一軍投手の貫禄です。
そして今度こそ、スカスタのマウンドを去る吉見。
彼が帽子を取って一塁側スタンドに一礼をした時、
リリースのない情報が、確信に変わりました。
これで吉見とお別れなんだ・・・
自分の前方にいらした吉見ファンの男性が起こした「吉見コール」は
瞬く間に周りへと広がっていきました。
スカスタの良さは、こういうところにもあるんだなぁ・・・
そんな吉見のサヨナラ登板に発奮したのか、
それまで0点に抑えられていたシーレックス打線がその裏に猛爆!
筒香、そして金城のタイムリーで
均衡を破って3点を先取してくれました!
あれ、これだともしや吉見が勝ち投手に!?
出来すぎの展開ですが、こういうのもよいです(^^)
ちなみに8回裏にも3点が追加され、
「勝ち投手吉見」はゆるがない状況に。
あとはこの試合が無事に終わるのを待つのみ!
果たして、
加藤康介!
木塚!
そして篠原!
という、一軍もかくやのメンバーがリードを守りきって
シーレックス、見事な勝利を収めてくれました!
まさに吉見への餞別の勝利といったところでしょうか。
一列に並ぶシーレックスなイン。
ただ、やっぱりこの日だけは特別。
吉見に特別多く、その拍手は送られておりました。
一旦引き上げる選手たちと入れ替わるようにグラウンドに登場した、
まさに今日は勝利の女神となったdiana。
これからヒーローインタビュー、なのですが
ミーティングでもやっているのか、なかなか選手たちが出てきてくれません(^^;)
そこでナビゲーターの豊島さんが
「今日はレックが面白いことをやってくれます!」と、まさにムチャ振り。
そんな中でレックが見せてくれた一世一代の芸とは・・・
土下座(^^;)
ま、まあそれもレックっぽくて良いかも(^^;)
が、そうこうして間をつないでもらっているうちに
まさに吉見を囲む形で、選手たちがグラウンドに再登場!
そして、冒頭ご紹介した
胴上げ⇒氷ぶっかけ、へとつながっていくのです。
最終的にひどいめにあった吉見でしたが、
最後ファンへのご挨拶の時間がとられることに。
笑いの中にも、しんみりムード漂うスタンド・・・
その中での、吉見のご挨拶を完全採録致します。
「えー、皆さんお疲れ様でした! (スタンド拍手)
えー、まあ新聞等で皆さんあの知ってると思いますけど、
まだはっきりとは言えませんが、その通りになると思います。(スタンド爆笑)
皆さんの温かい応援のおかげで、9年間やってくることができました。
またロッテに行っても
(レックから「それ言っちゃダメ!」、スタンド「あーっ!」、吉見「やべ!」)
えー、○○の球団に行っても(←よく聞き取れず)がんばりますので、
また温かい応援をお願いします!ありがとうございました!
(スタンド大拍手、吉見コール)」
・・・まあ、
最後の最後まで笑わせてくれた吉見(^^;)
この発言の3時間か後ぐらいに、両球団から
金銭トレードの発表がありました。
Wikipediaなんてもう「千葉ロッテマリーンズ#12」に変わってましたからね(泣)
でも、本当に吉見にはマリーンズで頑張ってもらいたいです。
できればもうすぐにでも交流戦で対決したいし、
パ・リーグで吉見がどんな活躍を見せてくれるのか、
まさかの、でもありえなくもない「DH吉見」とかDH制採用なしとかも(^^;)
千葉マリンや西武ドームで彼の投げる姿を見られることを楽しみにしています。
頑張れ吉見!
ちなみにその後のヒーローインタビューは
筒香、眞下、国吉のルーキー3人でした。
母の日ということで、お母さんへのコメントなども求められていましたが
筒香が冗談で「今度ロッテに行くことになりました!」という言葉を吐いた時には
スタンドは爆笑どころか大ブーイングの嵐(^^;)
このあたり、言っていいことと悪いことはわきまえつつ。
いい勉強になったのでは、と(^^;)
しかしまあ、暑い中でもさわやかな風が吹き
実に春らしい気持ちのよい気候の中で
吉見を見送ることが出来、
そしてチームも快勝でした。
おかげさまで実に充実した日曜日でした(^^)
レック、ありがとう!またスカスタ行くよ!
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