千葉ロッテ3対0SK「I Wish For You」
1人の男の夢を後押しする人たちがいる。
そんな場面を目の当たりにしました。
日韓クラブチャンピオンシップ、試合並びに表彰式終了後。
ライトスタンドのマリーンズファンへと賭けていく西岡剛。
一礼し、振り向きベンチへと戻っていく西岡の背中に向けて、
いつものあの応援歌が響き渡りました。
マリーンズのスピードスター、そしてキャプテン・ツヨシ。
西岡はマリーンズファンの歌声に背中を押され、
次なるステージへと向かっていきます…
※この場面から背番号順応援歌メドレー、既にYouTubeにアップされていました。
このシーン、本当に素晴らしいシーンでした。
こんな最高の形で、「行ってこい!」「行ってらっしゃい!」と
背中を押されていく日本のプロ野球選手って、
なんだかんだであまりいなかったように思います。
思い出せるのは、松坂大輔か…
素晴らしい結末を残してくれたチームのキャプテン。
その男が、叶えたい夢に正面からぶつかっていこうとしている。
夢が叶うようにと、彼の背中を、せいいっぱいの想いを
歌声に込めて押していくマリーンズファン…
なんか、後世まで語れる物語になったんじゃないか、とさえ思います。
あの1年前の千葉マリンの事件から、今日に至るまで。
西岡剛のネクストステージ。
なんか、日本プロ野球ファンとして、素直に後押ししたくなります!
がんばれ、キャプテン・ツヨシ!
…って、あれ、まだポスティング決まってなかったんでしたっけ?
これでもし残留とかになっちゃったら…(汗)
さ、さて、ここからは日韓クラブチャンピオンシップの試合周りを。
今シーズンの最後を締めくくる…には
ちょっと寂しさもありましたが、なかなかの好試合でした!
今シーズン、日韓の場所は東京ドーム。
場所柄からして、どうしても
一昨年までのアジアシリーズを思い出します!
中日の時はチアドラのショーがあったなあ、
客席にはステージがあって、
各チームのチアが
華やかさを競い合っていましたよね!
M☆Splash、ファイターズガール、チアドラゴンズ、Blue Winds…
懐かしい想い出です。
が!
え?
と思う程にガラーンとした東京ドーム内。
入場前に、グリーティングとかあったりするかな?と待っていましたが、
残念ながら球場外でのグリーティングはなかったようです。
待ち時間で「ゴセイジャー」のショー観に行けばよかった(泣)
マリーンズの公式で特に告知もなかったみたいだし、
このまま、マスコットのみんなもいないのかな?と思っていた矢先に
マリーンズのツイッターでズーちゃんのつぶやきが。
ズーです!きょうはクールととうきょうドームにきてるよ(^◇^)/
しあいにかってどうあげみるぞ~!!!
その言葉通り、マリーンズ側にはズーちゃんが登場!
さらにCOOLも3塁側に登場してくれてました。
M☆Splash、Black Splashと白黒で2名も登場!
(白がえりなさん、黒がひとみリーダーでした。情報ありがとうございます!)
どうしても寂しさを否めない東京ドームですが、華やかさが増していきます!
そうして始まっていく、日韓クラブチャンピオンシップ。
両チームの煽りVTRが流されていきます。
SKワイバーンズといえば、門倉健!
まさに東京ドームで凱旋登板となるわけです。
スタメン発表の際には、お客さんから結構な歓声が沸いてましたよ!
よかったね、ここがハマスタでなくて(^^;)
ハマスタだったら絶対ブーイングは多少起きてたと思う。
結構、みんな、忘れてませんよ、「…横浜だけはやめとけよ」(苦笑)
変わっては千葉ロッテマリーンズ。
代表選手として今江、そしてこの前に西岡の紹介がなされていました。
日韓頂上決戦!
今、その戦いのGONGが鳴ります!
アジアシリーズが健在だった頃と同じように、スタメン発表。
白と黒のご両人が、グラウンドを華やかにしていきます!
監督・コーチ陣が登場し、
その後スタメン発表とともに選手が1人ずつグラウンドに姿を現してくれます。
両国の国家の演奏。
国と国との闘い、そのボルテージが上がります!
ちなみにドームの中には、様々なチームのユニが見えました。
ドラゴンズ、ファイターズ、カープ、そしてベイスターズの(スタジャンの)方も!
まさにマリーンズがNPB12球団の頂点となった証、と言えるかも。
COOLも早速のバック転で、お客さんを煽っていきます!
このCOOLに、ズーちゃんもがんばって対抗!
よっ!
とばかりに、見事な逆立ち(^^)
ズーちゃんのこのチャレンジにも、拍手が起こっていましたよ(^^)
すぐにCOOLも対抗、
「逆立ちして、さらに歩く」と一歩先行きます。
時代を先どるニューパワー、おっと、てやんでい。
このやりとりは面白かったですよ(^^)
そうこうしているうちに、いよいよ試合開始。
それに先立ちましての始球式は、ご覧のお2人。
女子野球日本代表の、
磯崎由加里選手と、
高島知美選手。
お2人とも素敵な方です!
まだ女子プロ野球には参戦されておらず、お2人とも大学生なんですね。
さて試合が開始となりました。
こういう選手紹介のビジョンもずっと表示されておりました。
ワイバーンズ四番の朴選手ですが、
初芝さんに似てるって思われた方、いらっしゃいますよね?(^^;)
対して、マリーンズにももちろん選手紹介のビジョンが。
塀内のスタメン8番は、門倉を超えるどよめきが起こってたような(^^;)
1回裏、門倉健の東京ドーム凱旋登板!
拍手が沸き起こる中、時間をかけて
マウンドの感触を確かめていた門倉。
この中に門倉がいるという不思議。
だけどその地位を彼が韓国で勝ち取ってきたんですね…
感慨深いです。
手違いで「INOKI BOM-BA-YE」流れたら面白かったのに(^^;)
ダイナミックなフォームも変わらず。
思わず連続写真撮っちゃいました。
ベイスターズ時代はそこまで撮ろうとは思ってなかったけど(^^;)
力投も、残念ながら3回途中でマウンドを降りる門倉。
しかしながら2失点で止めてましたし、
表情には明るいものも見えていましたよ。
ベンチでねぎらわれる門倉。
またその勇姿を観てみたいですね!
メジャーばかりでなく、アジアの野球で活躍する選手にも
もっと目が向けられたらな、と思います。
7回裏の前には「We Love Marines」が!
M☆Splashも盛り上がっていきます!
曲がちょっとカットアウト気味だったのは残念ですが。
千葉マリンと同じ編集のものを遣うわけにはいかなかったのかなあ。
今日はキャッチボールでの出番が多々あった神戸選手。
今日は外野スタンドが「ベイスターズ戦におけるジャイアンツファンの割合」
ぐらいマリーンズファンが占拠していた状態でしたので、
神戸の応援歌聴きたかったんですよねー!
どうやって「神戸!神戸!」ってやるのかという興味(^^)
…残念ながら試合では実現しなかったんですけどね(^^;)
そして西岡。
最後の打席にはなんか「来る」ものを感じたマリーンズファンの皆さんから
いつも以上の大声援が飛んでおりました!
フラッシュもたくさん、西岡に向けて焚かれていました
…フラッシュはやめた方がよいかと存じます(^^;)
そしてマリーンズには、もう一人。
9回表に登場の小林宏之も、メジャー挑戦を公言。
西岡に劣らぬ声援が飛んでいました!
かくして、マリーンズの勝利!
歓喜の「西村ダンス」はここでも巻き起こります!
戻ってくるマリーンズナイン、ですが
スペシャルマッチ的な様相でもあり、
ベンチから全員飛び出して…という感じではありませんでした。
このあたりは淡々としていましたね。
しかしながら、就任1年目でここまでたどり着いた西村マリンズ!
西村監督の勝利監督インタビューでは、
「リーグ優勝、そして日本一」という来年の目標も聞かれました!
西村監督を頼もしげに見つめるズーちゃん、COOL。
見てください、このデカさ!
尾花監督、西村監督に負けずに、来年は頼みますよ!
そしてヒーローインタビューは、5回無失点の唐川と
笑っているのは清田。
正直、今日ミスが多かったように思うので
お立ち台は一瞬「?」でしたが、
やっぱり先制2点タイムリーが光ります!
ちなみにインタビューは、韓国の皆さん向けにもなるように
インタビュアーの方の質問、選手の答えなどを
通訳の方が言い直す、というやり方。
独特の間が、結構面白かったですよ!
インタビューに続き、閉会式。
西村監督、賞金2,000万円をゲット!
この金額にはどよめきが起こってました。
この使い道、気になりますね(^^;)
敗れたSKワイバーンズにも賞金500万円が進呈されます。
マリーンズにもコーチと在籍した経験のある金星根監督。
表彰式終了後、西村監督が金監督に駆け寄っての握手が見られました(^^)
表彰式終了後、ライトスタンドのファンの元に
挨拶に向かうマリーンズナイン。
「胴上げ!」コールもありましたが、残念ながらそれはなし。
ちょっと、さみしかったかな。
ここでナインが戻りかけたところで、「ツヨシ」コールに応えて
西岡が1人、ライトスタンド前に今一度の挨拶に向かっていったのです。
オーロラビジョンにはかように出てましたが、
マリーンズファンの熱はまだまだ収まりません!
♪マリンズが 本当に好きだから♪でおなじみの
歓喜のテーマが何度も流れ、歌われていました。
みんなで肩を組み、左右に揺れています。
凄いよなあ、本当に。この団結力…
そして背番号順応援歌メドレーでひとしきり盛り上がります!
背番号がだんだん大きくなっていくと、声もちっちゃくなったり、ですが
金泰均とか盛り上がってましたよ!
そして、もちろん、神戸!
ライトスタンドからレフトスタンドへ、という行き来があまりうまくいかなかったかな?
なんてきらいもありましたが、「神戸応援歌360°」は夢のひとときでした(^^)
M☆Splashの皆さんもお疲れ様でした!
白と黒のエクスタシー、まさにそんな感じで。
さらにはCOOLがバク宙を披露するのですが、
なんと2回とも
しりもちを(^^;)
もう1度やり直したCOOL、3回目は見事に決めてましたよ!
そんな感じの、今日の東京ドームだったのです。
やっぱり、諸処のイベントが廃止になってたり、ステージもなかったり
寂しさはどうしても否めませんでした。
アジアシリーズの頃のマスコット交流とか、チア交流を知っていますし、ね。
正直、マリーンズでなかったら、今日ほど、これだけのお客さんが集められたか?
それさえも疑問に思ってしまうところではあります。
とはいえ、シーズン最後のクライマックス。
日本を制し、次はアジア!
そんなロマンが「アジアシリーズ」にはあったはず。
異国のチームとの真剣勝負、つばぜりあい。
そんな雰囲気、そんな機運がまた上がってくれば…そう願っています!
イルミネーションがきらめく季節。
もう、冬も、すぐそこです!
そして冬が過ぎれば…春も来るのです。
球春到来は決して、遠くないですよ!
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