新天地へ、旅立つあなたへ。
さて…
だいぶ、発表されてから、日にちがたってしまいましたけれど、
こうやって実際に入団発表などを見てみると、
いろいろと実感がしっかり沸いてきます。
吉村が、
えじりんが、
省吾がホークスへ。
そして、
北がファイターズへ。
それぞれ、
ベイスターズから旅立っていきます。
寂しい思いはもちろんあれど、
新天地でまた、今以上の活躍を見せてほしい、
それもまた期待しているところ。
そんな想いを、ざっくりではありますが、
書いてみました。
吉村選手。
毎年のように復活を期待され続けてきた彼。
今年5月5日のこどもの日、
あの日スタンドはるかにアーチをかけた2連発は、
まさしく復活ののろし、萌芽を感じさせるものでしたが、
しかし…その後は残念な結果に終わってしまいました。
そしてついに、ベイスターズでの復活の願いはかなうことなく、
新天地へ旅立つことになりました。
吉村は、長きにわたり、僕らの希望の星でした。
2006年に既に実現していたんですが、
内川・村田・吉村のクリーンナップ。
ベイスターズの限りない未来への希望がその3人にはありました。
でも、今はもう誰も、そこにはいません。
今ベイスターズは、あの希望にあふれていた時代を過ぎ、
新しい未来を見据えなければなりません。
筒香を中心として、新しい時代の幕が開くことを祈るばかりです。
もう、「ユウキ!ユウキ!」とは叫べなくなるのが、
やっぱり、寂しいですね…
木鶏の魂をバットに込めて、
パ・リーグで、福岡の地で、その打棒の復活を果たすことを、祈っています!
江尻投手。
前々からファイターズでの活躍を見ておりまして、
まさかまさか、ベイスターズに江尻が来るとは思ってもみませんでした。
ファイターズでのお別れの記事を読んだ時、
きっと彼は多くのチームメイトの力になっていたんだろうな、
そう思っていましたが、
実際にベイスターズに来てくれた彼の姿を見て、
(上の写真は、トレード後初登板に向かう江尻)
チームメートのみならず、ファンの力にも彼はなってくれていた、
そんなことを強く感じる日々でした。
いつも垣間見せてくれたさわやかな笑顔、
チームのために力の限り投げ続けてくれた熱い激情。
2011年のチームMVPと言ってもおかしくないぐらいでした。
何よりも同年のオールスター出場、
直人とともに、ベイスターズファンの誇りでした。
あなたという野球選手を応援できたことが本当に幸せでした。
ブーブとも遊んでくれて、本当にありがとう。
これからも、応援しています!
山本投手。
2011年の開幕投手であった彼でしたが、
申し訳ないぐらいにベイスターズではその実力を発揮できなかったように思います。
2010年、バファローズが交流戦優勝を果たしたとき。
その活躍ぶりを実際に球場で観ていただけに、
寺原とのトレードは大いなる期待を抱かせるものでしたが…
とはいえ、彼の人柄に接する機会もありました。
2011年のイースタン開幕戦で、ライオンズ2軍に打ち込まれKOされた省吾。
その翌日に、東日本大震災の義援金募金に立った彼。
「次はがんばってください!」と半ば失礼な発言をした自分にも、
「がんばります!」としっかり言ってくれた省吾。
その姿が忘れられません。
ベイスターズで発揮できなかったその実力を、
ホークスで存分に見せつけてほしいです!
北選手。
スカスタといえば梶谷、高森、そして北。
失礼ながらそんな印象の強かった北篤。
とはいえ、いつも上を上を目指してひたむきなそのプレーに、
スカスタに行く回数が少なかった自分でも、いつも魅せられるものがありました。
そんな彼のベイスターズ一軍、唯一のお立ち台。
2011年8月23日、
それは島田紳助が突然の引退を表明した、あの日の夜、
マツダスタジアムでのカープ戦。
雨中の試合を、北の犠飛で競り勝ったベイスターズ、
そのお立ち台に立った北篤の思いっきりの笑顔。
後ろにホッシーゾを従えた彼の一世一代の晴れ姿を、
すぐ近くで、現場で見守ることができたのは、
本当にラッキーこの上ないことでした。
今でも思い出されます、あの日のことは…
ファイターズでは「家族」のようなファンの皆さんが、
札幌ドームであなたのことを待っています。
来年、旭川スタルヒン球場で、北篤に逢える事を、願っています!
ホークスファンの皆さん、
どうか吉村を、えじりんを、省吾を、よろしくお願いします。
ファイターズファンの皆さん、
北を、よろしくお願いします。
彼らがチームの戦力になってくれることを、祈っています。
えじりんの「あばよ!ハマスタ!」
その言葉に、胸が詰まります。
また相手チームの手ごわいピッチャーとして、
江尻慎太郎が、山本省吾がハマスタのマウンドに立つその日を。
抑えなければならない強打者として、
吉村裕基が。北篤が、ハマスタのバッターボックスに立つその日を。
これからも待っています。
たくさんの想い出を、本当にありがとう!
その活躍を、祈念しています。
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