加地会長、ありがとうございました！

さて、
いよいよ今年も、あと1日を切りました。
新しい年、2013年に向けて、
いい年の締めになってほしいものですね。

と、そんな大晦日なんですが、
１つ、寂しいニュースが入ってきました。

今朝のスポニチなんですが、
加地隆雄会長の退任を知らせています。
スポニチ公式サイト

加地会長、いや、
やっぱり「加地社長」としての印象が、自分には強いですね。
2010年から2011年の2年間、
ベイスターズを、支えてくださいました。

この後のこの記事ではあえて、
「加地社長」と書かせていただきます。

新星・横浜DeNAベイスターズの会長職になられてからは、
ハマスタでそのお姿を拝見できずに、
寂しい思いがありましたが、
昨年まで、ハマスタでは本当によくお逢いすることができました。
というか、逢わない日の方が不思議なぐらい…

名物だった、ライトスタンドから1塁側へのご挨拶。
「ファンの皆様と交流中」とありますけれど、
僕らもいつも、社長とお逢いするのを、握手するのを、
楽しみにしていました！
それとビジターにも足しげく通ってくださって。
記憶違いかもしれませんが、
札幌ドームでお見かけしたこともあったように思います。

また、ある時は、こんなことも。

NHKとTBSの交流（^^）
ブーブとマドロスどーもくん、
そして横浜ななみちゃんのスリーショットに沸き立ったYYパーク。
通常ありえない交流に、ファンの皆さんが色めき立って、
ちょっとした撮影会になっていました。
その時、

自分の隣にいらした、スーツ姿の男性。
携帯で3人の写メをとってにこにこされている、その方こそ、
加地社長だったんです！
上の写真は本当にたまたま、
「こんなににぎわってます！」とかいう写真を撮った時のもの。
目の前のスーツの方が加地社長です（^^）
社長に「どうぞどうぞ、もっと前で撮ってください！」と場所をおゆずりしたりとか。
そんなこともありました。

そしてついには、この強力なスリーショット（^^）
これは自分を含めたファンからリクエストを受けて、
「俺でいいの？」「いーんです！」なんていうやりとりの上で実現したもの（^^）
本当に気さくな方でして。
また上の写真も、NHKとTBSの交流、というより、
横浜の地域交流、であったんですよね。
赤坂以上にベイスターズに、横浜の地にしっかり根付いてたブーブと、
横浜を盛り上げる横浜ななみちゃん。
そんな交流が実現したのも、加地社長の想いあってこそ。
そう思っています。

そして、忘れようにも忘れられない、
自分の中でも最高の試合、2010年10月7日。
2010シーズンの最終戦。
その試合終了後にあった、加地社長のご挨拶。

YouTubeにもいくつかこの時の動画が上がっていますが、
本当にこの時、ベイスターズがどうなるかわからなかったという状況。
LIXILへの身売り、
新潟移転の噂、
いろんな話が駆け廻っていました。

しかし、そんな中、
加地社長はこの時、断言してくれました。

「この地で胴上げをして、パレードをしたい！」
「横浜の本当の底力を全国に示そうではありませんか！」
「絶対に横浜の地を離れたくはありません。」

その加地社長の想いがあったからこそ、今がある。
今もハマスタで、ベイスターズの試合を観ることができる。
そんな日常が、自分たちの下にあります。

あの時、人づてに聞いた話―
前も掲載したことがありますけど、
こんな会話が、最終戦の時に、ベイブルーシートであったそうです。

「パパ、もうここでベイスターズ、みれないの？」
「ううん。あの社長さんがいるから、大丈夫だよ！」

確かに親会社は変わりました。
球団名も変わりました。
だけど、ベイスターズは、今もこうして横浜にあります！
社長ほかスタッフの皆様の尽力のおかげです。
今あらためて、そう思います。

思い返せば、激動の時代でした。
だけど、そんな中でも、ファンとともにいてくれた加地社長。
社長の「改革の魂」の想いは、
形を変えて、DeNAの「継承と革新」に引き継がれたように思います。

加地社長、
いや、加地会長！
またハマスタに来てくださいね。
そして、ベイスターズを一緒に応援しましょう！

ベイスターズを支えてくださって、
本当に、ありがとうございました！
またハマスタで、お待ちしています！

にほんブログ村