横浜DeNA7対5阪神「With You」(前編)
最終戦の話、ようやくです。
が、語り始めると、本当にキリがなさそうなのと、
なにしろハマスタに到着したのが、8回表…(^^;)
なので、この試合の総括、ということはできません。
あくまで、自分が観た限りの内容になります。
…でも、8回表からでも、いっぱいドラマはあふれていた、この試合。
それだけでも、書きたいこといっぱい、ボリュームいっぱいになりました。
そのため、この試合の話、
3回に分けさせていただきたいと思います。
(当初2回を予定していましたが、かなりボリュームある感じになりまして、
予定変更し3回にさせて頂きます)
もし自分が、
diana2013のダンスパフォーマンス・ファイナルからこの日、
ハマスタにいることができていたなら、
どれぐらいの記事になったんだろうな、と思います(^^;)
そんなわけで、仕事のためにチコクとなったこの日。
かなり肌寒くなってはいたものの、
眩く輝き、燃え盛る、いつものその場所。
今シーズン、ハマスタでの、最後の試合です!
ハマスタに到着。
数時間前、興奮のるつぼであったであろう、YYパークに。
いつものスケジュール表。
そこには、diana18人全員の、メッセージがしたためられていました。
消されるの、もったいないなあ、と思いつつ…
で、すべてこの記事に残させていただきました。
この日の想い、いつまでも。
そして、球場の中へと。
伝え聞いてはいましたが、
びっしり埋まった超満員。
半額チケは伊達じゃない!
…と言っても、皆さん、半額でなくても来ましたよね?この試合(^^)
そう、
ファーストには、彼の姿が、まだ!
小池正晃。
既にこの時、逆転の2ランホームランを放っていて、
ハマスタ中を喜びと涙に包み込んでいました。
8回に到着した時、スタンドのお客さんたちも、
笑顔に満ち溢れていましたね。
藤江が迎えてしまったピンチも、
最後は新井良太がファーストフライに!
小池ががっちり、捕ってくれました(^^)
そして、ドラマがいっぱい詰まった8回裏。
白崎がライトのエラーで2塁まで進み、荒波のゴロで3塁へ。
そんな白崎を迎え入れるべく、バッターボックスに立ったのは、そう!
軽快なあの♪ラミチャンラミチャン♪の曲にのせて、
アレックス・ラミレス、
ベイスターズ所属として、最後の打席に立ちます!
スタンドに手を振るラミちゃん。
決して引退ではなく、新たな場所に飛び立つため、
自分の力の限界まで挑戦を続けて行くため、
今、ベイスターズから、飛び立っていくラミちゃん。
そんな彼に、スタンドからは拍手と声援が巻き起こっていました!
ベイスターズの選手としては、本当に最後の打席。
応援歌の前奏が流れる中、
ラミちゃんの鋭い視線が、マウンドに向けて注がれます…
応援歌にリズムを合わせながらも、固唾を飲んで見守っていました。
そして!
さすがのラミちゃん、
見事な犠牲フライで、白崎をホームへと迎え入れてくれました。
巻き起こる万雷の拍手に応えてくれたラミちゃん。
そう、まだまだ、ラミちゃんは、充分に戦えます!
来シーズン、どの球団のユニフォームに袖を通したとしても、
このベイスターズでの、横浜での2年間の記憶は、
決してファンの中で、塗り替えられるものではありません。
ラミちゃんの活躍を、これからも心から、祈っています!
そして時々、またラミちゃんカフェに、行きますからね(^^)
そして、ラミちゃんが残してくれた、
興奮極まる余韻の中―
小池正晃、現役最終打席!
ついにこの時を、迎えました―
ハマスタは、1塁側も3塁側もなく、さらなる大きな拍手に包まれて…
バッターボックスで既に涙、涙の小池。
そんな彼に降り注がれる、ずっとファンが伝え続けてきた、あの応援歌。
♪戦士が集うグランドで 打て豪快に小池正晃♪
かっとばせ、小池―
と、その瞬間!
小池の、
フルスイング!
放たれた打球は、一直線に、レフトスタンドに!
ハマスタ、絶叫!大熱狂!
ゆっくり、
本当に、ゆっくりと、
歩を進めて行く小池。
その瞳には、涙がいっぱい…
彼に注がれる、そして聞こえてくる「熱き星たちよ」も、
応援団が奏でるペットのメロディーも、
どこか、涙にくれているように聴こえて…
涙の、涙のホームラン!
自らの引退に華を添える!
おそらく、泣きながらの、ダイヤモンド一周は初めてでしょう…
…しかし!
今この時間が、小池のためにある時間だ!
ゆっくり回っていい!
15年間の想いを…のせたホームラン!
そして、
かみしめての、ホームイン!
小池のホームラン…
最後の打席を、ホームランで締めくくりました!
(TBS新タ悦男アナウンサーの実況より引用)
高木豊コーチと抱擁。
本当、もう、この場にいて、自分も言葉になりませんでした。
ただただ、目の前で起こっていることを見つめて、
そして、出来る限り、記録して…
ただただ、この場にいられた幸せを、
自分もかみしめるばかりでした。
小池のホームランを、最後に観ることができたこと。
2005年にたくさんの犠打とともに記録した、20本のホームラン。
秘めた長打力は、ドラゴンズでもここぞという時に発揮されていました。
小池のホームランの弾道は、
他のどの打者とも違う味わい深さが、ありました。
そんな彼の、最終打席でのフルスイング、そしてホームラン…
この時に感じた、あふれんばかりの喜びと幸せはしっかり、
記録だけでなく、記憶として、これからも残っていきます。
自分の中に、しっかりと。
そして打席は黒羽根に変わるわけなんですが、
ここで1塁側FAのスタンドでは、黒羽根への応援とは違う、
大きな拍手が沸き起こっていました。
その拍手の中心にいらしたのは、
小池選手の、お母様、その方でした!
割れんばかりの拍手はFAからA席、そしてS席、B席、ベイブルー…
どんどんどんどん広がって、涙にくれるお母様を大きく包み込み、
そして―
小池!小池!小池!小池!
いつまでも冷めることのない小池への熱い想いがコールになって、
お母様へと降り注がれていました。
そんなスタンドのファンに、ただただ、頭を下げ続けてくれていたお母様。
黒羽根には申し訳ない部分もありましたが、
この場にいられたことも、素晴らしい記憶として、自分の中に残っていきます。
お母様、本当にありがとうございました!
そして、小池は、
9回表、最後の守備へとついて行きます。
もちろん、スタンドからは。割れんばかりの拍手が!
この、小池への大声援!
まさにスタンドほぼ全員が総立ちで、小池の最後の守備を見送ります!
ライトスタンドに一礼する小池。
そんな小池の最後の守備に、サプライズ!
なんと!
キャッチボールの相手は、ラミちゃん!
これもラミちゃんの、ベイスターズファンへの最後のプレゼントだったんでしょう…
ラミちゃんと小池との、
来シーズンはもうハマスタでは観られない、キャッチボール。
このやりとりだけでも、ずっと観ていたい、そんな想いにかられていました。
が、なんとここで、いま一つの?驚きが。
ライトの守備についていた小池が、
ファーストへと呼び戻されます。
赤堀からミットを受け取る小池。
ライトへのご挨拶ということで、特別に作られた時間だったのかもしれませんね。
引き続き、ライトの守備には、多村が向かっていました。
そして、キャッチボールを終えたラミちゃんは、
エキサイティングシートの誰かに、そのボールをそっと手渡しました。
ラミちゃんからの、最後の"メッセージ"を受け取ったのは、誰だったんでしょうね…
ここからまた、新しいドラマが、始まるのかもしれません。
ファーストの守備についた小池。
ソーサがあまり調子よくなく、ちょっと守備についた時間は長かったですが(^^;)
リードを守りきり、ベイスターズ勝利!
小池正晃引退試合を、勝利で飾りました!
雄洋、そして小池が2塁ベースで、
外野の3人を待ち受けます。
ということは、もちろん!
今シーズンラストの、勝利の儀式!
また来シーズンも、このシーンを観たいですね!
最終戦の勝利で、大喜びのスターマンとキララちゃん!
と、スターマンの後頭部には、「8」の文字が、しっかりと…!
さらにその後ろでは、
ラミちゃんがジャイアンツ時代からの盟友・鶴岡と、
肩を抱き合っていました。
ベイスターズ、勝利!
その喜びを、かみしめます。
そしてその選手たちの列の中には、もちろん、
森本稀哲の姿も、ありました!
3年間のベイスターズでの活躍。
やりきれた!というような活躍では本人もなかったと思いますが、
稀哲がベイスターズに持ち込んでくれた明るさは、
やっぱり本当に大きかったと思います。
試合終了後のボール投げも、おそらく稀哲がいなかったら、
実現していなかったのではないかと思います…
キャッチボールひとつで、
ヒーローインタビューで、
雨天中断時の小谷野とのやりとりで、スタンドを沸かせてくれて。
そしてもちろん、そのプレーで!
ファンに喜びを、勇気を与えてくれた稀哲。
彼もまた、ベイスターズから羽ばたいていきます。
稀哲、3年間本当にありがとう。
黄色のリストバンド姿、忘れません!
新天地での活躍を、祈っています!
そして、キヨシ監督とスターマン、
今シーズン最後のハイタッチ。
このシーンも大好きでした(^^)
キララちゃんが「私もー!」って、駆け寄っているのがかわいらしいです(^^)
勝利の喜びを、グラウンドと共に分かち合う、
「勇者の遺伝子」が、ハマスタに流れます。
そしてその時、ファンの目の前にいるのは、
diana!
りさPDです。
彼女もまた、今シーズン限りで、dianaを「卒業」することになりました。
その最後のステージを観られなかったことは、本当に残念ですが、
当日、映像で、その"サプライズ"も確認させていただきました。
りさPD、通算6年間、本当にありがとうございました!
このブログでも今年中に、りさPD特集をできるように準備していますので、
またその際に、お礼の言葉を、書かせてくださいm(_ _)m
そして舞い上がる、水色のスタージェット。
いろいろとありましたが、スタージェット、
この1年ですっかりハマスタに定着しました!
と、
そんな勝利の喜びに浸る間もなく、
ハマスタには、もう1つのドラマが、ありました。
そう、このハマスタでの今シーズン最終戦が、
レギュラーシーズンとして、現役最後の試合になった、
タイガース・桧山進次郎選手。
レフトスタンドにあいさつを終えて、
ベンチへと戻っていきます。
桧山選手の後ろには、黄色い紙テープがたくさん。
"気合で振り抜いた22年"
"桧山選手ありがとう!!"
そんな横断幕が、並びます。
遠井吾郎氏を抜いて、選手としてのタイガース最長在籍22年。
低迷の時代からタイガースを支えてくれた、
まさに一時代を築き上げた素晴らしい選手です。
この一打に賭けろ 気合で振り抜けよ
誰もお前を止められぬ 桧山よ突っ走れ
かっとばせ、桧山!
その応援歌は、タイガースファンだけでなく、
他球団のファンにも、しっかり耳に残っています。
ファンのメガホンの、振り付けと共に。
桧山の応援歌は、レフトスタンドから3塁側、
そして、1塁側、ライトスタンドへと広がっていきました!
ベイスターズファンからも、桧山の応援歌の大合唱が巻き起こります。
スターマンとキララちゃんも、もちろんいっしょに。
そしてその中を、
桧山が、ハマスタのグラウンドに、別れを告げていきます。
クライマックスシリーズももちろんあったんでしょうけど、
できることなら、桧山をもう一度、
ハマスタのグラウンドでプレーさせてほしかったですね。
もう一度、桧山の打席を観たかったです。
「和田ー!桧山を出してくれー!」
そんな絶叫が、ハマスタの一塁側、そこかしこに飛び交っていたんですよ。
正直、自分も思いました、和田監督、スパイスが足りないと(^^;)
しかしながら、クライマックスシリーズ、
最終打席のホームラン。
何度も、映像を観返しました!
最後に甲子園で残してくれた、鮮烈な記憶。
桧山選手、本当にお疲れ様でした…
そしてまた、グラウンドに戻ってきてください!
そして、今シーズン最終戦を終えたベイスターズ。
ハマスタのグラウンドは、いよいよ、
最終戦セレモニーへと移っていきます。
小池正晃、引退セレモニー。
スターマンたちが、
そしてもちろん、ファンの皆さんが見つめる中、
最後のあいさつに、小池が足を進めていきます!
…というところで、大変申し訳ございませんが、
今回はここまでとさせていただきます。
次回、中編は、小池選手の引退セレモニー、
キヨシ監督のごあいさつ、場内一周までいきたいと思います。
そして、後編は、
YYパークでの、dianaりさPD胴上げ!
ここまで、しっかりと、と思います。
もしよろしければ、また続きも、見てやってくださいm(_ _)m
【追記】
小池選手のこの日の2本塁打が、
第12回ジョージア魂賞の候補にノミネートされました!
ベイスターズファンの皆さん、そうでない皆さんも、小池選手に是非投票を!
記憶のみならず、賞としても是非、
この日の小池選手のプレーを、後世に残しましょう!
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