「ABAYO」とは言いません。ありがとうモーガン、FOREVER "T"!!
さて…
正直、覚悟はしていました。
とはいえ、こうやって、記事になってしまうと、
寂しさを禁じ得ません…
ナイジャー・モーガン、
ベイスターズを退団、という形で報道がなされました…
12/20付日刊スポーツWeb記事
戦力的に云々、来シーズンの構想的に云々、
ということに関しては、他の皆さんのより詳細なブログ記事などに、
おまかせしたいと思います。
振り返ってみれば、とにかく、
この2013年はモーガンに…というか、
"トニー・プラッシュ"にかき回してもらった、
そんな1年だったと思っています…
初めて、モーガンを宜野湾で観た時。
グラウンドを駆け抜けていく姿、
そして初めて観た"T"ポーズに、
これは絶対、今年のハマスタの定番になる!
そう、(それを観れば誰でも思うでしょうけど^^;)確信した自分がいました。
その当時のこのブログの記事
残念ながらオープン戦、そしてペナントレース序盤と、
不振をかこつ状態であったモーガン。
ファーム落ち、という時期もありました。
しかし、あの伝説の、5月10日。
多村と共に反撃ののろしを上げたアーチは、
来日初ホームラン!
これを1つのきっかけとして、
モーガンのバッティングは、上昇カーブを描き始めます。
そしてそこから、モーガンの進撃が本格的に始まっていきました。
相手の隙をつくセーフティーバントで果敢に出塁。
かと思えばここぞ!という場面で見せる長打力。
ホームランを打った時の、
ヘルメットを手で押さえるしぐさも絵になりました。
そして、守備でも魅せてくれる場面はたくさんありました。
そういったプレーで魅せてくれる、ばかりでなく…
モーガンはさまざまなパフォーマンスで、
ハマスタを、ビジター球場をも、沸かせてくれましたよね。
もちろん代表的なのは、あの
"T"ポーズ。
モーガンの活躍と比例するように、
そのポーズは瞬く間にチーム内に伝播していきました。
多村の"T"。
ラミちゃんの"T"。
ベンチでの"T"タッチ。
スターマンも、
dianaも。
みんながみんな、"T"ポーズに、魅せられていました。
デッドボールを受けた後、しかめっ面で"T"をやってくれたり。
本当、面白かったなあ。
個人的には、1つエピソードがありまして…
甲子園での観戦の時、
3塁側内野スタンドにいた自分に向けて、
モーガンがやってくれたんです。「T!T!」って。
で、自分もそこで立ち上がって、Tポーズをやってみたら、
モーガンがにっこりと笑って、親指を立ててくれた、っていう…
そんなことがありました。
周りがタイガースファンの皆さんばかりのところで、
真っ青のサードユニはすごく目立ったんだと思いますが、
そんなやりとりができたことも、1つの、大きな想い出ですね。
…いや、妄想じゃないですから(^^;)
そしてモーガンのパフォーマンスは、Tポーズばかりではありませんでした。
自分の応援歌に、リズムを取る姿。
ホームベースをこつんこつんと叩きます。
一緒に観に来た人にこれを教えてあげると、
かなり驚いてくれていましたね(^^)
写真がちょっとぶれちゃっていますが、
アウトを1つ取るたびに、スタンドと一緒に喜びの雄たけびを。
最初は本当、何が起こったんだろうと思いましたけど(^^;)
これも楽しかったなあ(^^)
8月31日、あの7点差をひっくり返した、
逆転3ランホームランを放った直後は、
内野スタンドとも一緒に、これをやってくれました(^^)
ベイスターズファンへの浸透っぷり、半端なかったですね!
そして、勝利時の、
この内外野有志による、勝利の儀式(^^)
最終戦、モーガンはその場にいなかったですけど、
しっかり、やってくれていましたね。
6月23日タイガース戦では、
湘南乃風とも共演!
生来のノリのよさで、グラウンドに飛び入り!
同じく飛び入り(させられた?^^;)今成と、
試合前にもかかわらずハグし合うなど、
そんな楽しい場面も見せてくれました。
この後、登場曲が湘南乃風の「炎天夏」に変わったりもしましたね。
…そういえば、シーズン当初の登場曲は「水戸黄門OP」でしたっけね、
今思い出しました(^^;)
そして、そして。
6月15日の西武ドームで、
ついにそのベールを脱いだ、
そのあまりにも特異なモーガンのヒーローインタビュー!
この日はNHKでの中継でもあったため、
お茶の間に「?」の嵐を巻き起こしていたはずです(^^;)
通訳さんが話している間にTポーズやったり、
はっちゃける姿(^^)
そして例の「ABAYO!」
ハマスタでやった時には、
隣の長田(移籍して1週間足らず^^;)が引き気味なのがわかるぐらい(^^;)
こんな風に、いろんなパフォーマンスでスタンドを沸かせてくれました。
数々のパフォーマンスで、
ベイスターズファンだけでなく、
プロ野球ファンに次第にファンに浸透していったモーガン。
オールスターのプラスワン投票も、惜しかったですよね!
その「ABAYO!」の輪はついに、
8月25日の勝祭で結実。
柳沢慎吾さんとの共演が果たされました!
こんな、
あまりにも大きすぎるムーブメントを、
ハマスタに残してくれたモーガン。
振り返ると、想い出がいっぱいで、いっぱいで…
一言で言えば、
I miss you.
なんですよ…
さびしいなあ…
本当は来シーズンも、ベイスターズにいてほしかった。
またグラウンドを盛り上げて、
もちろんプレーでも、「勝」に貢献してほしかった。
CSに、その先にてっぺんに、モーガンの力で引っ張り上げてほしかった。
未練がいっぱいです…
本当に、楽しかった、この1年。
CS進出に向かって、夢見てこれた、この1年。
こんなにもベイスターズを楽しくしてくれた、大きな要因は、
やっぱり、モーガンの存在だったと思います。
メジャーの荒くれ者という評判があり(村瀬秀信さんの記事参照)、
もしかしたらベイスターズを、とんでもなくかき回してしまうのでは…
そういう危惧もありました。
でも、まさか、こんな風に気持ちよく、
チームをかき回してくれるなんて。
ここまでとは、思ってもみませんでした。
気持ちよく、かき回して、振り回してくれました。
感謝の気持ちで、いっぱいです。
そればっかりだなあ…と。
昨日。
ツイッターで日刊スポーツの記事が拡散された時、
「モーガン、ABAYO!」という趣旨のつぶやきがいっぱいありました。
それはもう、たくさんありました。
もちろん、それは、親しみをこめての「ABAYO」だったと思います。
でも、自分は、
モーガンに「ABAYO!」とは、言いたくはありません。
いつかまた、そのプレーを、パフォーマンスを、言葉を。
この目で観て、この耳で聴く日が来ることを。
グラウンドにトニー・プラッシュがいることを、
この五感で感じ取れる日がまた来ることを。
願ってやみません。
ナイジャー・モーガン。
あなたのプレーを観る、感じる、そして一緒に楽しむ、
その幸せを、ハマスタで、日本中の球場で分け与えてくれたことを、
心から感謝しています。
あなたのこれからの活躍も、心から、願っています。
See you again.
MATANA!!!
| 固定リンク
「01.横浜DeNAベイスターズ」カテゴリの記事
- 横浜DeNA4対2東北楽天「明日の戦士たち」(2014.03.20)
- 横浜DeNA2対2阪神「春の予感」(2014.03.16)
- ぞくぞく発表!開幕までのイベントスケジュールまとめ。(3/12現在)(2014.03.11)
- 横浜DeNA3対3福岡ソフトバンク「カクトウギのテーマ」(2014.03.10)
- 横浜DeNA6対9埼玉西武「ホームワークが終わらない」(2014.03.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
退団なのですね、、明るくて面白かったし、打ってくれたのにな、、、応援歌にリズムとっていたのは知りませんでした!!すごいですね☆☆☆
チャンスがあればまた、横浜に戻ってきて欲しいです☆☆☆
投稿: リン | 2013年12月22日 (日) 21:14
リン様>
モーガンは本当に目の離せない選手でした!
応援歌に合わせてもリズムをとっていたので、新しくモーガンチャンスの応援曲ができた時にリズム録りづらそうだったのはかわいそうでした(^^;)
もちろん、またベイスターズでのプレーを観てみたいです!
投稿: ジロウ | 2013年12月25日 (水) 00:15