燕太郎、引退へ―

燕太郎、引退へ―

その衝撃的な情報は、昨日、
サンケイスポーツの記事によってもたらされました。

まだ球団からの正式な発表ではないようですが、
最もスワローズとも関係の深い、産経系の記事ということが、
いやがおうにもその信憑性を高めています…

自分たちも2年前、
ホッシーファミリーたちとのお別れを経験しました。

またその前には、
ネッピー＆リプシーとのお別れもありました。

大好きなチームとともに、マスコットたちもいつまでもともにある―
当たり前のことのように思っていたことが、
当たり前では決してない…
あらためて、そのことを考えさせられます。

スワローズは燕太郎の後任の選抜を進めている、
という話です。

ネッピー・リプシーが新しい世界への航海に旅立った後も、

ブルくん・ベルちゃんとの新しい出会いがありました。

ホッシーファミリーがベイスターズのマスコットを卒業し、
横浜の空高くからベイスターズを見守ってくれるようになった後も、

スターマンとの出会いがあり、

ライダーの出現、
そしてキララちゃんとの出会いもまた、ありました。

燕太郎が神宮球場に残していった９年間の想い出、その軌跡が、
新しく現れる（かもしれない）、スワローズのマスコットへと、
しっかり継承されることを願うばかりです。

そして、できることであれば、
スワローズのファンの皆さん、
他球団の燕太郎のファンの皆さんがもう一度、
燕太郎と逢える機会、
「ありがとう！」「またね！」と直接伝えられるような、
そんな機会をスワローズが設けてくれたら…
そう思います。

ホッシーファミリーとのお別れの時は、
逢えるのが最後になる、その前日に、「卒業」の発表がありました。
そんな急な話のために、ホッシーたちと逢えないまま、
お別れせざるを得なかったファンもたくさんいます。
レックもまた然り。
まして、ブーブやエキベーには、
ちゃんとお別れも言えなかったですし…

燕太郎には、どうか、
ファンに挨拶ができるような花道を、そんな機会を設けてもらえたら。
今はそう、願っています。
スワローズの皆さん、ご検討いただければと思います。

でも正直、個人的には、
燕太郎にもこれからもいてほしいな、と思っています。
あの、他のNPBマスコットとほとんど被ることのない、
独特のアクション、そしてダンス。
得難い魅力を放っていたと思いますし、
ビジター側からでも、燕ちゃんの姿を観るのはいつも楽しみでした。
神宮ではグリーティングをする機会がなかなかありませんが、
つばみちゃんと燕太郎は本当、試合前によく出てきてくれて。
そんな想い出もありましたね…

まだ新聞記事の段階で、
球団からの正式発表ではありませんし、
「さようなら」とはっきりと言うには、まだ早いと思います。

ただ燕ちゃん、
今はゆっくり、その羽を休めてください。
個人的に、お別れは望んでいませんが、
また燕ちゃんが、その羽を神宮の杜で羽ばたかせてくれることを、

そしてまたお逢いできる機会があることを、
自分は心から、願っています！

にほんブログ村