「獣電戦隊キョウリュウジャー」最終回(ネタバレ全開)。
とにかく最終回まで、パーフェクトでござった!
そんな感じの最終回でした…
というか、本当はもっと、描きたいことがあったんじゃないかなあ、
なんて思っています。
特にエピローグは、じっくり描きつつも、
若干の急ぎ足も感じたり。
ディレクターズカット版の最終回DVDとか出たら、
是非観てみたいところです!
とはいえ、
最後の最後まで、強い強大な敵を相手にしながら、
それでもなお勝つ!
強い強い、最強のスーパースターっぷりを、
しっかり目の当たりにさせてもらいました。
意外なところでは、
この最終四部作?ぐらい?ですかね、
一気にアミィとキングの物語が進んでいきました。
もちろん伏線もシリーズ途中でありましたけれど。
トッキュウジャーのプレミア発表会…だったか、
超英雄祭だったか忘れましたけど、
アミィ役の今野さんから、
「最終回でヒロインっぷりを観てください!」
という話があったんですよね。
若干、知らなければよかったかなー、とかとも思いつつ(^^;)
それにしてもアミィは最後の最後、立派なヒロインでしたし、
あそこまでキングと気持ちを通じ合わせる、響き合わせるとは!
キングも命がけで、アミィとのストロベリーパフェの約束のために帰ってきて…
まさに男、ですよね!
と、きれいなラブストーリー、圧巻のバトル、
そして絶体絶命からの大逆転を呼び込むメロディ、
ウッチー静かなる復活!
と、たたみかける展開に、目は釘付け、だったんですが、
その自分の目を涙でぬらさせたのが、
実は大地の闇にたどりついた、
キャンデリラ様とラッキューロだったんですよね…
この2人には最終回にして泣かせてもらいました。
それはCパートのエピローグ…
ノッさんにそっとハンカチを差し出し、
自らは陰でそっとノッさんを見守っていたキャンデリラ様。
そんな彼女はノッさんの想いに応えるように、
彼がいない場所でも「キープスマイリングよ!」と、
人間のために働くことを決意し、
ラッキューロとともに、迷子になった子に笑顔を呼び込んでくれました。
この彼女たちの最後の場面に、
もう涙が止まりませんでした…
こういう「悪の末路」ってのもあるんだなあ、と…
これから彼女たちはどれだけの人たちに、希望を与えてくれるんでしょう。
辛いこともあるかもしれないけど、きっと乗り越えて行けるはず。
それにまた、ノッさんに逢えるかもしれませんしね。
そんな希望に満ち溢れたキャンデリラ様とラッキューロの姿を描いてくれたこと。
嬉しかったですね!
(戸松遥さん、本当に素敵でした!)
そしてキングの帰還、ですが、
これはもう、こういうシーンになることを信じていたので!
そうなって本当によかったよかった、という感じではあるんですが、
みんながキングを迎える姿が六者六様、という雰囲気で。
もう友人を失いたくないとばかりに真っ先に抱きついたイアン、
「それでこそキング殿でござる!」と尊敬のまなざしのウッチー、
キングの身を案じて「しゃべらないで、じっとしてて」とつぶやくソウジ、
いつもの調子で明るくつとめる大人なノッさん。
そして…
「約束」を守ってくれたキングの胸に素直に飛び込むアミィ、
その姿を暖かく見守る男性陣、
そして笑顔で見つめる弥生…
(アミィのところに静かにまっすぐ向かったキング、
弥生のそばを通り過ぎるそのシーンも、弥生の立場を考えると切ないのですが)
そしてキングとアミィを、これからも見守り続けるであろう、
トリン、ラミレス、鉄砕。
ダンテツやドクターもきっとそうでしょうね。
そして迎えた幸せなエンディング…大団円!
そのラストに「みんな集まれ!キョウリュウジャー」を持ってきてくれたスタッフ、
さらにオールキャスト大集合とばかりに、
デーボス軍の声優の皆さん、
スーツアクターの皆さん、
サブレギュラーの皆さん、
パパイヤ鈴木さんに…脚本の三条さんもいたらしいのですが、どこ?(^^;)
強いて言えばソウジの関係者(お父さんお母さん、勝山さん)も、
集まってくれたらなお嬉しかったですが…それはぜいたくですね(^^;)
とにかく最後までそんな大騒ぎのキョウリュウジャー。
スタッフ・キャストがしっかりとかみ合って大きくなっていった作品。
「集まりの悪い戦隊」で始まったはずが、
強い絆をつないでつないで、
たくさんの応援をいっぱい集めて、
スーパー戦隊史上に残る作品に育ってくれたと思います!
そう、スーパー戦隊史上に残る、って言っていいと思います。
1年間を通じてのブレのないドラマ、
「強き竜の者たち」の戦いを、ドラマをしっかり見せてくれました。
たくさんのメロディが重なり合って、
1つの大きなドラマを紡いでくれました。
そして「宇宙にはもっと、デーボスより悪い奴がいる」…
これは今後の、伏線!?
それは「帰ってきた獣電戦隊キョウリュウジャー」なのか、
はたまた(あるかわからないけど)「トッキュウジャーvsキョウリュウジャー」なのか。
まさか、それ以外の…?
いや、あるかないかもわからない話は、やめときましょう(^^;)
とにかく1年間楽しませてもらった「キョウリュウジャー」。
その余韻はもうちょっと冷めそうにありません、
また「キョウリュウジャーvsゴーバスターズ」観に行きたいなと思います!
そして次なる戦隊「烈車戦隊トッキュウジャー」。
引継ぎシーンはさすがにびっくりしましたが(^^;)
「トッキュウジャー」への乗り換えは…
もうちょっと、待ちたい感じもしますね(^^;)
でもこの勢い、しっかり継いでいってほしいと思います!
自分も来週の第1話、観るのを楽しみにしています!
…沖縄で(^^)
っと、そんな感じで大興奮の最終回だった「獣電戦隊キョウリュウジャー」ですが、
この最終回に至る流れを観て、あらためて確信しました。
スーパー戦隊シリーズは、
日本が誇る最高級のドラマシリーズです!
最高のスタッフが紡ぎ重ねてくれる歴史を、
これからもずっと、追いかけたいと思います!
スタッフ・キャストの皆さん、
本当にありがとうございました!
これからのそれぞれのご活躍も、楽しみにしています!
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